アンジーのケセラセラ記ログ

素敵な街や一期一会を振り返ります!

うだつの町並みにて、

うだつの町並みは大歩危から徳島駅に向かう途中の穴吹駅が最寄り駅なので、立ち寄ってみました。


よく、「うだつがあがらない」という言葉を聞きますよね。意味は「地位・生活などがよくならない。 ぱっとしない。」 ですが、「うだつ」とは、屋根の両端を一段高くして火災の類焼を防ぐために造られた防火壁のことで、裕福な家しか「うだつ」を造ることができなかったため、庶民の願望から「うだつを上げる・うだつが上がらない」の言葉もできたとか。


うだつの町並みまでは穴吹駅から歩いて30分なのですが、夕方だったのでタクシーを利用しました。1,100円でした。

タクシーを降りたけど、どこ?って感じでしたが、、、。少し進むと、

突如タイムトリップしたような街が出現。


〝四国のまほろば〟と呼ばれる美しい町並み。

時代劇のロケ地みたいでした。


松竹のお正月映画「寅さんシリーズ」に代わる「虹をつかむ男」のメイン舞台となった劇場も近くにあります。やっぱりレトロ。

行く途中に、潜水橋を渡りました。増水時には水が橋の上を流れ、橋が沈んでしまうことからこの名前がついたそう。高知は沈下橋といいますよね。私的には珍しい橋なので車を降りて橋を見たかったのですが、、車の往来が結構あり、歩くには危ないそう。

徳島県の北部を雄大に流れる吉野川の流域は、藍染料の日本一の産地で、「藍のふるさと 阿波」として、日本遺産になってます。


美馬市 観光情報|うだつの町並み より、

吉野川北岸の主要街道の撫養街道と讃岐への街道が交差する交通の要衝であり、さらに吉野川に面するため舟運の利用にも適した位置にあります。

この町並みは、脇城の城下町として成立し、藍の集散地として発展したものです。現在は明治時代頃のものを中心として江戸中期~昭和初期の85棟の伝統的建造物が建ち並んでおり、近世・近代の景観がそのまま残されています。

この町並みの大きな特徴は、町家の両端に本瓦葺きで漆喰塗りの「うだつ」が多くみられることであり、このことから「うだつの町並み」の通称で親しまれています。