アンジーのケセラセラ記ログ

素敵な街や一期一会を振り返ります!

関門トンネル人道を歩いてみます

トロッコを降り、素敵な景色を眺めて数分歩くと、、。

関門トンネル人道の入り口です。

関門海峡を繋ぐ、全長780メートルの歩行者用海底トンネル。海底に伸びるトンネルは上下に区切られ、上は車道、下は徒歩で通行できます。

人道入口にはエレベーターが設けられ、門司区側は地下約60メートル、下関市側は地下約55メートルまで降ります。


ちょっと蒸し暑いかったのですが、ワクワクしながら歩いて行くと、

トンネルの中ほどには福岡県と山口県の県境の標識があり、珍しい海底の県境です。

あっという間に下関に着きました!

目の前の公園では義経公がお出迎え。義経の手形がある?とみてみたら、滝沢秀明さんと松坂慶子さんのでした。

平家終焉の地。近くには壇ノ浦古戦場跡や安徳天皇入水処の碑もあります。この地を流れていた小川は御裳川と呼ばれ町の名の由来となっています。


御裳川は伊勢神宮内宮の神域を流れる五十鈴川の別称で天皇家と伊勢平氏の血を引く孫の安徳天皇に「海の底にも都がある」と言い聞かせながら、一緒に入水した清盛の妻の辞世の句が有名です。

「今ぞ知る みもすそ川の 御ながれ 波の下にも みやこありとは」


御裳川今では公園の下を通り、義経と知盛像の横に橋だけが残されているそう。

公園には長州砲も並んでいます。

幕末1863年に始まった下関戦争の舞台となった場所。

関門海峡に向かって設置された「長州砲(八十斤加農砲)」。歴史好きにはたまらない場所ですね。