アンジーのケセラセラ記ログ

素敵な街や一期一会を振り返ります!

加計呂麻島!

加計呂麻島。奄美大島の南側に位置する島。真っ白な砂浜と澄んだ青い海が有名でその美しい海は「加計呂麻ブルー」と呼ばれています。

梅雨の時期ですが、加計呂麻ブルーとデイゴの花をみたくて、加計呂麻島に行ってみました。

3時間ですがガイドさんをお願いして、駆け足(いつもながら・・)で島を巡ってみました。

海上タクシーで古仁屋港から20分で生間港に。

ガイドさんと車で最初に訪れたのは、諸鈍(しょどん)のデイゴ並木。



5月下旬から6月上旬に咲くと言われているデイゴの花。年々、咲くのが早くなり最近はGWをころが花の見ごろらしいですが、奇跡的?にまだ咲いていて(ガイドさん曰く珍しい)、実際に見れて本当にうれしかったです。



また並木のすぐ横にある「リリーの家」は、映画『男はつらいよ 寅次郎紅の花』の舞台となった場所。



写真をみて、あ!と思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。立派なサンゴの塀です。

「リリーの家」は今は伝泊となっていて宿泊できるのです。

https://den-paku.com/kominka/kominka_shodon

伝泊とは「伝統的・伝説的な建築と集落と文化」を次の時代に伝えるための宿泊施設のことを言うそうです。

並木があるところにある公園には『寅次郎紅の花』のロケ記念碑がある。


ロケを行なったのは1995年の秋で、しかしその翌年、1996年8月に寅さんこと渥美清さんはこの世を去ってしまった。

奇しくも渥美清さんの遺作となったため山田洋二郎監督の追悼の言葉、寅さんは今、が記念碑に。

「我等が寅さんは、今も加計呂麻島のあの美しい海岸で、リリーさんと愛を語らいながらのんびり暮らしているのだろう」という山田監督の言葉に、寅さんがひょっこり出てきそうな雰囲気があります。


幼い頃、亡くなった父と何度か映画館に「男はつらいよ」を観に行った想い出。(逆に言えば寅さん以外父と観に行った記憶がないので、、)寅さんと父を想い出し、涙が出そうな素敵なデイゴの並木でした。


加計呂麻島続きます。