アンジーのケセラセラ記ログ

素敵な街や一期一会を振り返ります!

旅記ログ75@世界遺産タラゴナに魅了され

2014年大晦日は、友人一家と世界遺産タラゴナへ!

タラゴナはバルセロナの南西100キロほど。数々の遺跡群の他にも、街並みに中世を感じる素敵な街でした。

こちらに乗って市内観光

遺跡が凄い

遊歩道


@ラス・ファレラス水道橋は街中から少し離れた山中にひっそりとありました。ローマ時代に造られた水道橋。「タラゴナの考古遺産群」として世界遺産に登録されています。

この橋は当時の橋を作る技術では考えられないほど短い期間で建設され、「これは悪魔の仕業に違いない」といわれた伝説より悪魔の橋との異名がついたといわれています。

この風景が気に入って、デスクトップの背景にしていた写真。

水道橋の上にも行けます。



歴史ある素敵な街、タラゴナ。是非バルセロナに行った際は足を伸ばしてみてください。



タラゴナ古代遺跡群の歴史:

紀元前218年、ローマ軍は海岸付近に部隊を駐留させました。数年後、この部隊の駐留が基になり、ローマ帝国の街「タラコ」が築かれます。後のタラゴナです。やがて、タラコはシーザーやアウグストス、ウェスパシアヌスなどローマ帝国の為政者たちの加護を受けタラコネンセ地方の首都として大いに発展してゆき、ローマ帝国全域で最も重要な州都のひとつにまでなります。当時のイベリア半島は3地方に分割されており、セビーヤを中心としたベティカ地方、メリダを中心としたルシタニア地方、そしてこのタラコがタラコネンセ地方の中心でした。様々な時代を通してタラゴナはこの地域の重要な要衝であり、長い間イベリア半島最大の地方首都として他の地方都市のモデルとされてきました。今日、良好に保存されている遺跡群からは当時の繁栄ぶりを窺い知ることができます。しかし、タラゴナの魅力はローマの遺跡だけではありません。中世の建築物からガウディの弟子であるジュジョールの近代建築まで、タラゴナの街は見る者を飽きさせることがありません。さらに、タラゴナは地中海に面した土地ならではの美味しい魚介類の宝庫でもあります。素晴らしい遺跡群と美味しい料理、さらに地中海の爽やかな風も楽しむことができる…そんなタラゴナに惹きつけられた人々が今も後を絶ちません。〈情報提供:スペイン政府観光局 http://www.spain.info