旅記ログ49@続続パレルモ・シチリア紀行3
パレルモの続きです。
@マルトラーナ教会は1143年に建設され、当時のノルマン文化の象徴として世界遺産に指定されています。12世紀のシチリア王国海軍提督ジョルジョ・デイ・ダンティオキア(初代国王ルッジェーロ2世の重臣)によって建設されました。
その海軍提督が描かれたモザイク画で、亀!になってます。面白いですよね。
こちらは「キリストに戴冠されるルッジェーロ2世」画。ルッジェーロ2世がローマ法王を通さず、キリストから直接戴冠されている場面が描かれており、当時のシチリア王国の強大さを示していたそう。
教会内の金モザイクは、シチリア最古のビザンチン様式らしく、素晴らしい。
この教会の右隣にあるのは@サンカタルド教会
3つの赤いクーポラは、ハーレムに使える宦官がかぶる帽子を模したらしく、イスラム支配を経験したシチリアならではの風景。アラブノルマン様式のユニークな外観とともにシンプルな内部は美しいイスラム建築構造でした。
シチリアの白ワイン美味しいです。
パレルモから、映画「ニューシネマパラダイス」の舞台パラッツォ・アドリアーノも行きたかったのですが時間的に無理で諦めました。また来ます!
パレルモは太陽の光が降り注ぐ、治安も思っていたより良さげで、想像以上に素敵な街でした。
次はカターニャ移動します。
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