アンジーのケセラセラ記ログ

素敵な街や一期一会を振り返ります!

人に必要な風景ってなんだろう

「口をひらけば暑いしか出てこなくなったとき、人に必要な風景ってなんだろう。」絶賛放映中のJRのCMのセリフ。2年半ぶりのこのCM「そうだ 京都、行こう」は建仁寺が舞台。https://www.kenninji.jp/

清水寺から歩いて15分ぐらい、、、有名な二年坂などを通り、


着きました!「建仁寺」は建仁二年(1202年)、今トレンド?の将軍・源頼家が寺域を寄進し、栄西禅師を開山として宋国百丈山を模して建立された京都最古の禅寺。


本坊から建物内に入ってすぐの場所にあるのが、国宝の「風神雷神図」です。オリジナルは京都国立博物館内で保管されているため、精巧に再現されたデジタル複製画が展示されています。

大雄苑などの美しい庭園があることでも有名。その庭園のひとつである潮音庭は、中央に三尊石 、その東には坐禅石、廻りに紅葉を配した枯淡な四方正面の禅庭で、四方のどの方向から眺めても美しい潮音庭。

多くのひとが書院に座って、しばしぼーっとしてしまう空間。


方丈にある、書家の金澤翔子さんの作品「拈華微笑(ねんげみしょう)」、意味は言葉を使わず心から心に伝えること。らしいです。素敵な意味の迫力ある書です。


建仁寺の方丈図のひとつ、海北友松の「雲龍図」。八面からなる雲龍図は日本を代表する壁画の一つで、重要文化財に指定されています。


法堂には、

天井図「双龍図」があります。

2002年の建仁寺創建800年を記念して小泉淳作画伯が2年の歳月をかけて描かれ、畳108畳分の大きさはamazingでした。


お寺の中はひんやりして、涼を感じますよね。

CMでは「口をひらけば暑いしか出てこなくなったとき、人に必要な風景ってなんだろう。→引き算された、しんとした場所へ行こう、、、」と言っていたのですが、引き算の美学はSDGSにも繋がっていますね。